「いい言葉は、いい人生をつくる」成美文庫にある言葉です。
厳しいときでも日々、起こることを楽しんでし
まえる力こそが人生を成功させる原動力なのではないかとも書いています。
ままならないことが起こるのが人生であり、そんな人生の中にあっても現実を楽しもうとすることが必要なのかもしれません。
自分なりに納得することが人生の目標といったことも聞いたことがありますが、いずれにしても、自分の人生を決めるのは、人の評価や社会的な地位ではなく、自分の認識・考え方次第であるという点では、共通するものを感じます。
同書には「つらく重い時代であればあるほど、ユーモアや笑いを誘うように努め、現実を楽しんでしまおうとするのは、人間だけに与えられた英知だと言っても過言ではない」ともあり、まさにその通りだと感心しました。
斎藤茂太さん
斎藤 茂太(さいとう しげた、1916年3月21日 - 2006年11月20日)は、日本の精神科医、随筆家である。愛称はモタさん。歌人で精神科医の斎藤茂吉の長男。